Dec 21, 2005

脱ヲタとファッション

ファッション界の人は、服のファッション性について「楽しむもの」「自分から関わるもの」という認識で考えているようだ。対するオタク非オシャレ陣営は、服のファッション性を「人に嫌われないための手段」「迫られてやらされるもの」と認識している。この差は大きい。

こういう状況で「ファッションを楽しみたいと思っているオタク非オシャレ」を探したって、そんな人はいるわけないのだろう。ファッションを楽しむという視点は、ファッションに対して恐怖感や嫌悪感を抱いている人に、宿るはずがない。

言い換えれば、恐怖感や嫌悪感さえ取り除くことができれば、オタク非オシャレであってもファッションを楽しむことは可能なのかもしれない。実際、「脱ヲタして以来、ファッションが楽しくなった」という人もいると聞く。

その過程を無意識のうちにすっ飛ばしてしまったところが、件の本の問題点であり、そして、世間と非モテでの見解の食い違いの原因である、という気がするのだが。

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