Apr 24, 2006

サークルクラッシャーに引っかかることについて:どうしてサークルクラッシャーに引っかかってしまうのかについて

ラジオクリルタイに混ざってうだうだ話してて思ったこと、話す前に思ってたことを、少しずつ小出しにしていこうPart4。

事前の打ち合わせで話題に上っていて、収録では半分しかとり上げられなかったネタ。非モテ・童貞は、どうしていわゆる「文化系女子」に惹かれるのか? そしてサークルクラッシャーに引っかかってしまうのか? ということについて。

サークルクラッシャーにも種類があるようで、まず、女性自ら積極的に引っかき回すタイプと、女性本人は特に意識してないのに周囲が勝手に暴走してクラッシュしていくタイプ。別の分類で、おとなしくて自己主張しないタイプと、スキンシップや思わせぶりな態度やらをするタイプ。とりあえず都合この2つのベクトルの組み合わせ4パターン(おとなしい故意犯、積極的な故意犯、おとなしい天然、積極的な天然)があると自分は考えている。

おとなしいタイプに対して突撃してしまうという場合については、ラジオの中で述べられていたとおりではないかと思う。つまり、自分でも優位に立てそうだという勘違いをしてしまうということ。相手が黙っているから、これは俺の話を聞きたがっているに違いない! 俺が話してもイイに違いない! みたいな。

それに対して、積極的タイプについての考察はラジオでは語られていなかったと思うので、以下、僕なりに考えてみたのだけれども。

先のエントリで書いたことから繋がっているのだけれども、少なくとも僕は、そんな感じで「恋愛感覚」が麻痺しきってしまっているから、露骨な恋愛姿勢を見せていない普通の人というのは、とてつもなくガードの堅い、自分の「戦法」が通用しない、そんな相手に思えてしまう。というか、その相手と恋愛する妄想に至るどころか、その相手が恋愛しているところが全く想像すらできない。

そこで、例えば誰に対してもボディタッチするとか、普通は特定の恋人にしか見せなさそうな(心理的に、あるいは物理的に)無防備そうな表情・姿勢を自分にも見せるとか、そういう傾向のある不思議系の女性に対して、「これならイケる!」と思ってしまうんじゃないだろうか。それは例えばポート全開・セキュリティホールありまくりのサーバみたいなもので、ヘボいスクリプト・キディ並の自分でもついついアタックしたくなっちゃうんじゃないのだろうか。

一瞬だけ経緯を公開してたから知ってる人は知ってるだろうけど、僕もそういう勘違いで突撃したクチなわけで。それは結果的にうまくいったようなのだけれども、これがもしもサークルクラッシャーの場合や宗教の勧誘、壺売り・リトグラフ売りだったりしたら、ガードの緩いサーバに突撃したつもりが実はハニーポットだったりして、しっかり足跡取られてて後で手痛いしっぺ返しを食らう、とかそんな感じになるのだと思う。

そんなごくごく個人的な体験談に基づいた仮説なのだけれども、サークルクラッシャーとなるような人のする行動と、本当にストレートに好意を向けてくる人の行動というのは、ある程度似てるんじゃないだろうかと僕は考えている。そして非モテ・童貞は、その「空気の読めなさ」「臭いのあるなしの分からなさ」故に、危険なケースと、いわゆる据え膳の違いが分からず、そして、冷静に考える余裕もなく、がっついてしまって、サークルクラッシャーに引っかかってしまう……そういうことなんじゃないだろうか。

ともあれ、おとなしいタイプと積極的なタイプのいずれにしても、相手が実際どう考えているかにお構いなしに自分の中のイメージだけで暴走してしまうというのは、共通しているような気がする。

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