Jun 03, 2006

髪型カタログ

友人に付き合って美容院に行ってて、僕は髪を切ったりは特にしなかったんだけど、待ってる間に待合いに置いてあった髪型カタログを見てて、2~3ページめくってもう精神的に限界になってしまって、ページを閉じてしまった。

堪えきれないんだ、あの視線が。「俺はカッコイイ」「俺は成功してる」「俺は成功をつかんでやる」という自信に満ちあふれた目線。髪型カタログは、そんなのばっかりが1ページの中にいくつも掲載されてるわけで。僕なんかが見ていると、「お前にゃどうせ無理だけどな(藁」とか「お前と俺らとは住む世界が違うんだよ。お前はそっち側、俺はこっち側。越えられない壁ってものがあるんだよ(プゲラ」とか「美容院に来てかっこよくなったつもりかもしれんけど、一日経って自分で髪を整えたらもうお前は駄目なんだよ。お前には所詮、俺たちみたいなオシャレはできないんだよ(プギャー」とかいう声が頭の中から聞こえてくるんだ。

だからああいうものを見てるとどんどんどんどんストレスが高まって、イライラしてきて、プレッシャーを感じて、精神的に疲弊して、堪えきれなくなってページを閉じてしまう。

こういうものを見ていてワクワクできる人に、僕は一生敵わないなと思った。

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