Apr 04, 2009

うまい話って無い物です

頭で分かったつもりになってても本当のところは理解できてないことって、多いもので……自分が当事者になってみないと分からなかった。今もちゃんと分かってるか怪しいくらいだ。賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶと言うけれども、僕はまさに愚者だなあ。愚者未満かも?

何でも話せる関係、とか、何でも受け入れられる関係、とかって、一歩間違うとズブズブの共依存に陥っちゃうアレですよね。多分その一種。あまりに典型的すぎるのに……自分のこととなるとなんで気付かないんだろ。いや、気付きたくなかったんだな。必死で目を逸らしていただけだ。

自分の「至らないところ」までも相手が受け入れてしまうと、自分でそれが「至らないところ」だって気付けなくなる。根拠レスな自信が増大していく。まぁ、自信喪失状態からのリハビリにはなったのかもだけど。でも、甘やかされると図に乗るタイプの人間は……度が過ぎても自分で気付くことができないんだな。人に言われても分からない。鏡のように自分の有り様を見せつけられて、なんとか分かるのかもしれない。

ありのままを一人で全部受け入れられることなんて、そうそうないんだろうな。本来なら多分どっかで破綻するんだと思う。破綻してなかったら何かがおかしい。会社だったら、赤字垂れ流してどうやって成立してるの?みたいな話だ。その裏には何かカラクリがあるか、そもそも最初から商売なんかしてなかったのか……

最初は自分が被害者みたいな気分にもなってしまったけど、違う、共犯だ。共依存だもん。むしろ自分が主犯だろ、自分の人生的に考えて。

それに、サインは出してくれてたんだな。決められたのは間違いなくそのおかげだ。なのに今まで僕は自分から、それを無視してた。まじめに取り合おうとしてなかった。サインの意味を懇切丁寧に教えてもらってやっと、「ああそういうことなのか」って分かったわけで。どこまで僕は人任せなんだよと。救いようがないなホントに!

だからなあ。恨めないわ。っていうか自分だけおいしいとこいただいてちゃっかりエクソダスしちゃって、むしろ恨まれておかしくないよなあ。

ありがとうね。本当に。さようなら。

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