Jan 25, 2008

新マシン(仕事用)

仕事用マシンにしてたLet's note W2のHDDがハードウェア的にいかれてしまったらしい、ということで新マシンを買ってもらえました。Let's note W7です。Windows Vistaがプリインストールされてるんだけど、例によってLinux環境が必要なのでUbuntu 7.10 Gutsy Gibbonを入れました。

以下、詰まったところと設定。

  • Live CDで起動できない!!!→光学ドライブの電源が初期状態でOFFになっているせいだった。BIOSメニューで起動時から電源ONにしとくようにしたらいけた。
  • 画面がぶっ壊れて何も見えない!!!→セーフグラフィックスモードで起動したらちゃんと表示されたので「うーん」と思いながらもう一度起動しなおしたら今度はちゃんと表示された。原因不明。ハードウェアの認識に失敗してたせい?
  • ホットキーでボリュームを操作しても音量が変わらない……→システム→設定→サウンド→デフォルトのミキサ・トラックで「Analog Devices AD1884(OSS Mixer)」を選択したらうまくいくようになった。あと、一応/etc/modulesに「pcc_acpi」という行も加えてみたけどこれは不要だっただろうか?→うまくいったと思ったら落とし穴……ミュートの制御はできるけど音量の制御はできなかった。トホホホホ。根本的に勘違いしていたぽ。システム→設定→サウンド→デフォルトのミキサ・トラックで「HDA Intel (Alsa mixer)」を選択した状態で、その下のリストで「PCM」を選択すると、ホットキーで音量を調節できるようになった。タスクトレイ(?)のボリュームコントロールも、右クリックして「設定」で同じような画面が出るのでやっぱりここも「PCM」を選択。これでGUIのツマミもちゃんとボリューム調整に使えるようになる。ただし一つだけ問題があって、何でかは分からないけどイヤホンを挿しても本体スピーカーが無効にならない。ボリュームコントロールで右クリックして「音量調節ツールを開く」で「音量コントロール」ダイアログが開かれるので、「編集」→「設定」で「Headphone」「PCM」「Front」の3つにチェックを入れると、「スイッチ」タブに「Headphone」と「Front」の2つのチェックが表示される。このチェックをON/OFFすればそれぞれイヤホン端子と本体スピーカの音をON/OFFできるんだけど、これっていちいち手でチェックを付け外しするなんて、ありえないよねぇ……
  • compizの視覚効果を有効にできない!!!→そもそもXglその他が入ってなかった。sudo apt-get install xserver-xglで必要なソフトウェアをインストールしたのちログインしなおしたら無事設定できた。/etc/X11/xorg.confに以下の内容も追加してみたけどこれは不要だっただろうか?
    Section "Module"
        Load            "xgl"
        Load            "dri"
    EndSection
  • 字が汚い!!!→sudo apt-get install ipafontでIPAフォントをインストールしてから(文字化けの修正も必要?)、システム→設定→外観の設定→フォント でフォントをすべて指定し直し。あと、「描画方法」で「サブピクセルのスムージング」を選んで「詳細」を開き、「ヒンティング」を「なし」に。これで文字が綺麗になった。
  • タッチパッドでくるくるスクロールできない!!!→sudo apt-get install gsynapticsで必要なソフトウェアをインストールしたのち、/etc/X11/xorg.confのSynaptics Touchpadのセクションに「Option "SHMConfig" "true"」を追加してログインしなおして、システム→設定→タッチパッド で「回転スクロールを有効にする」にチェックを入れればOK。
  • いくやさんが書かれてるとおり、ホットキーで画面の輝度調整ができない。別のエントリにも情報があるけど、素人フリーライダーの僕にはよく分からない……→いくやさんはxbacklightを使う方法に落ち着かれたそうなので、僕も以下のようなシェルスクリプトを書いて、アプリケーションランチャに「~/shellscripts/backlight.sh '+20'」と「~/shellscripts/backlight.sh '-20'」てな感じで登録して、ランチャのボタンをクリックする度に1段階ずつ明るさを上下させるようにしてみた。
    #!/bin/sh
    minimum=5
    display='-display :0.0'
    arg=`echo $1 | sed -r -e 's/([+-])([^ ])/\1 \2/'`
    echo 'from' `xbacklight -get $display`
    current=`xbacklight -get $display | sed -r -e 's/..+$//'`
    new=`expr $current $arg`
    if [ `expr $new \< $minimum` = '1' ]; then new=$minimum; fi
    xbacklight -set $new $display
    echo 'to' `xbacklight -get $display`
  • Ubuntu 6.06LTSからのアップグレードアップグレードでGutsyにしたW2ではハイバネーションできなくなってしまってたけど、W7ではできるようになっててよかった。
  • タッチパッドの左右ボタンがくっついていないので、左右同時押しでセンタークリックの代わりにする使い方がやりにくくて困る。あとW2では1キーで操作できてたPage Up/Page DownがFnキーを押しながらでないと使えなくなってるのも困る。CtrlとFnのキートップが同じ仕様になったからキートップを入れ替えれるようになった所は嬉しいんだけど。
  • Firefox上でプラグインのインストールを促す表示が出て、flashplugin-nonfreeをここからインストールできるというのはすげーなあと思ったんだけど、入れても認識されない。コンソールで表示を確認したら、MD5ハッシュが一致しないからインストールしないよというメッセージが出ていた……こーいう事情らしいので、紹介されてたDebian Sid用のパッケージをダウンロードしてきてsudo dpkg -i 〜.debでインストールしたらちゃんと入った。

大体こんなところだろうか? あとは今まで使ってたソフトの類が全部入れ直しなので、設定がどうしようもなくめんどいです……

あと、これを機にThunderbirdをメインのメールソフトとして使い始めてみたんだけど、メールからフィルタを自動作成できないとか、フィルタを設定する時に移動先フォルダを先に作っておかないと選択できない(移動先フォルダをその場で新規作成できない)とか、いちいち細かいところで痒いところに手が届かなくてムキーとなる。Sylpheedはその辺よかったんだけどなぁ……って、自分でガンガン要望を挙げてそうしてもらったから当たり前なんだけど。あとスレッド表示を有効にすると他のカラムでソートできなくなるというのは致命的。アドオンでどうにかなるんだろうか?

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