Jan 06, 2007

天然の勝ち組=猛禽

まあこれ見て思ったのは、「天然の勝ち組」には絶対敵わんわ……ということですね。劣等感に苛まれも、優越感に浸ることもなく、ただひたすら自然に自らの置かれた境遇を受け入れ肯定し、生きる、「天然」という生き方。「天然」になれば怖いものはない。そこに「勝ち組」という属性が結びついたら、もう、そりゃあなた、最強に決まってるじゃないすか。

天然の何が恐ろしいって、無理して頑張って努力して頂点に立って他人を見下すようになったわけでなく、ただありのまま生きてたら何か知らんけど真ん中より上にプカッと浮かんじゃいました、という所。憎めないんですよ。そういう人は。羨むことはできても憎むことができない。

自分を悪意を持って見下してくる人ならまだいい。こっちも憎み返すことができる。向こうは全然気にしないかもしれんけど、こっちの気は少しは晴れる。でもこういう人は違う。向こうは悪意を持って見下してるわけじゃないから、こっちが悪意を持って憎んだら、その憎しみだけが際立つ。「ああ、こんな素直な人相手にドロドロした事を考えて、自分はなんてダメで歪んだ人間なんだ」という風に、憎しみ攻撃が自分に跳ね返ってくる。

これは、あれですよ。江古田ちゃん的に言う、「猛禽」ですよ。

ひと昔前に生息していた「ぶりっこ」は
時がたつにつれ男共にことごとく本性を見抜かれぜつめつした

そして試行錯誤の末新たに誕生した「猛禽」は
我々の予想をはるかにこえる完成度をほこっている

聞き上手で
下ネタにも寛容
ほっとかれてもふくれず
ブサイクにもやさしい

つまり言葉では非のうちどころがない
(……これじゃただのひがみじゃないか? いやちがう 何か!何か責めるべきところが)←敵を自己嫌悪におとしいれる技をもあわせもつ

「猛禽」は対男の恋愛における天然勝ち組(またはそれを装う人々)だが、冒頭で示したリンク先のような生き方は、全方位での天然勝ち組的生き方と言えよう。

そんな「人生の猛禽」を地でいくような生き方。

エントリを編集します。

wikieditish message: Ready to edit this entry.











拡張機能