May 17, 2006

XPathを自動生成してくれる拡張機能

Firefox Add-onsを眺めてたら、XPath CheckerXPatherという拡張機能を見つけた。どちらも、選択したノード(マウスでポイントしているノード)上で右クリックして、対応するXPath式を適当に生成させることができる。

機能としてはXPatherの方が高機能っぽい。DOM InspectorにXPath式でノードを検索する機能が加わったり、ノード集合を返却するXPath式で複数のノードを取り出してから、内容が正規表現にマッチするものだけを抽出したり、といったことができる。

ただ、自動生成される式はID(XPath Checkerではid関数、XPatherではid属性の参照)と要素のローカル名だけを使ったごくごく単純なものになるので、内容の文字列を見てノードを絞り込むといったところまではできないみたい。自分で式を書いて評価させる分にはもちろんどんな式でもいけるけど。

XPathの学習用には使えるかな。

せっかくだからこのサイト内の関連コンテンツも紹介しておく。

  • XPath式エディタ2:XPath式をGUIで生成してみようという試み。途中でほっぽり出してるので中途半端な実装段階で止まってますが。とりあえずGUIから式への変換はおおむね動く。式からGUIへの逆変換はダメダメ。誰か改良してください。
  • Rewind/Fastforward Buttons:「前のページ」「次のページ」のリンクをサイトやブログサービスごとのパターンに基づいたXPath式で指定することで、前後のページを高精度で検出する機能を含んでいます。続き物のコンテンツやブログのエントリを順番に見ていくのに便利かと。
  • Line Marker:マーカーの位置をXPath式で保存するという実装。生成するXPath式の質はXPath Checkerとほぼ同程度か。
エントリを編集します。

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