May 06, 2009

スーパー歌舞伎じゃなくてスーパー時代劇、あるいは実写で戦国BASARAな「GOEMON」

紀里谷監督のGOEMON見てきた。

なかなか楽しめた。

基本的に僕は時代劇にあまり興味がない。個人的に、考証に基づいてキッチリ作られた映像をあんまり格好いいと思えない。当時の微妙にゆったりした空気?とか、策謀とか人間関係におけるドラマとか、そういうのを楽しまないといけないというのが、なんか辛くて、時代劇を避けてる。その点でGOEMONは、CG WORLDかなんかを立ち読みした時に「画を作るにあたって時代考証は一切しなかった」と書いてあったので、派手な映像の爽快感目当てで気楽に見に行けた。

  • 期待に違わず映像は格好良かった。ハッタリ効きまくり。延々と続く平屋の屋根の上を駆けながらバトルしたりとか、雑兵相手にたった数名でリアル戦国無双だったりとか、見せ場がたくさんある。これは見てて超楽しい。燃える。
  • 主君に賜った武器、唯一の親友への餞別、別れ形見。こういう所にはグッと来る。
  • 石川五右衛門といえば「釜茹で」は欠かせない要素だと思うけど、それで終わらせたら「ジャンヌ・ダルク」になっちゃうんじゃ……と思ってたら、そうせずにうまいことストーリーの中に組み込んでた。
  • とはいえちょっと長すぎたような気もする。最後はしんみり系の終わり方だし、短い時間でスッキリ終わる話じゃないと気に入らないって人にはお勧めしづらいっていうか、カップルで見に来てた人達結構いたけど見終わった後に会話弾むのか?これ……という感じではある。
  • ガレッジセールのゴリの鎧姿がコスプレにしか見えません……
  • 若き日の茶々様があんまりかわいくなくない?

気楽に見に行くといいと思うよ!

エントリを編集します。

wikieditish message: Ready to edit this entry.











拡張機能