May 19, 2006
家計簿
家計簿をきっちり付けたらあとで便利じゃね? と言われて、散財ドットコムにアカウントを作ってみた。
うん。これ絶対破綻するわ。
何故破綻するかというと、僕の記入スタイルが、レシートを見ながら記入していくスタイルだからだ。
レシートというものは、よく見ると分かるけど、それぞれの商品の税抜き価格が並んでいて、最後に消費税がまとめて計算されている。
ところが散財ドットコムの現在の記入スタイルは、商品一つ一つについて金額を書き込まなくてはならない。商品毎に個別に消費税を計算すると、小数点以下の切り上げ・切り捨てで誤差が出てきてしまう。これでは困る。まあ、1円単位の誤差なんて許容範囲だろと言われてしまえばそれまでなんだけども……
また、その項目の正しい商品名とジャンル(食費であるとか服飾費であるとか)の両方を絶対に書かないといけない。これでは面倒すぎるんだなあ。僕みたいなズボラな人間には。
僕みたいなズボラな人間には、個別の商品名の入力は、家計簿を付け続けるというモチベーションを保ち続ける上で障害になってしまう。長続きさせるためには、「食費」「服飾費」と言ったざっくりした括りで、レシートに書かれた合計金額だけを記入する、という感じでないといけない。というか実際、今自分でOpenOffice.org Calcで付けてる簡易家計簿は、そんな感じでやってるんだけど。
ただ、それだと事業者としては旨みがないんだよなあ。散財ドットコムは多分、商品の価格や細かい傾向を収集することで、そこからデータ的に価値ある統計情報を導き出して、商売に繋げてるんだろうと思う。でも僕のスタイルのような大雑把なものでは、情報としての価値は限りなくゼロに近い(僕という人間にとっては非常に重要な情報なんだけど、第三者にはまるで役に立たない)。
利用者のニーズと運営者のニーズがかみ合わない例、ということで。
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