May 27, 2006

他人事であるうちに目を付けなければいけない

社会問題の可視化とジェンダーより、男の身に危険が迫って初めて社会問題になるってこった。という言葉が重く響く。リンク先では主に男女の性差別問題について言っているけれども、男女以外のことでも言えることだよなと思った(リンク先でも言及している)。つまり「偉い人」が困らない限り、その問題は無き物として扱われる、と。

本当に重大な問題は、まだ誰の目にも留まっていないところ、他人事である領域にこそあるのかもしれない。日の当たる場所で「これは俺たちの問題だ」と思ったときには時既に遅し、なのかもしれない。メディアが「これが今のブームだ!」と採り上げたときには既にブームは終了している、といったように。

まだ「他人事」である間にこそ、それが自分の領域に浸食してきたときのことを想像して、早め早めに考えなくてはいけないような気がする。そういう想像力が欠如してしまっていること、想像力を奪うような育て方を社会がしてしまうことに、恐怖を感じる。

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