Nov 30, 2020

CROSS Party 2020でITマンガの話をした話

1ヵ月ほど前の話になりますが、11月6日に行われたCROSS Party 2020という(オンライン)イベントにおいて、「90分、ITマンガ家に学ぶ技術の伝え方〜これであなたもマンガ家になれるかも?〜」というタイトルの枠で、わかばちゃんと学ぶシリーズ湊川あいさんインフラ女子の日常なつよさん、モデレータのゆうこりんさんとご一緒させて頂きました。丸一日のイベントを取り仕切られた運営の皆様、たいへんお疲れ様でした!

当日の様子はセッションの配信内容のYouTube Liveアーカイブ(の4:42:15頃から90分)でフルでご覧頂けます。

ちなみに、この時間の直前の枠はotsune氏を含むお三方による、SNSでの炎上をテーマとしたパネルトークでした(アーカイブを90分ほど巻き戻すとその様子を見れます)。自分のセッションの準備のために途中までしか見られなかったので、後で見ようと思っていたものの、まだ見られていません。

リアルタイムでご覧になられた方の感想も拝読しております。皆さま、長時間お付き合い頂きありがとうございます!

元々はゆうこりんさん→湊川さん→僕 と話が回ってきて、さらに以前から交流があってお声がけしやすかったなつよさんが加わって、この面子になりました。「ITでマンガ」というと他にも有名な方がたくさんおられるので、次回以降また人が入れ替わって開催されると面白そうだなあ、と思っています。

話が回ってきた時点ではセッションの趣旨はまだ決まっておらず、異なる立場を代表する話者でのパネルディスカッション(議論)にするのか、議論形式でなく座談会のようにするのか、などのことを打ち合わせで喧々諤々した結果、イベントの視聴者層がITエンジニアであること、3人とも現役ITエンジニア業をしながらマンガを描いていること、イベント自体のテーマが「明日の自分を今日変える」であることを踏まえて、「セッションを見た人に、マンガを描くノウハウや、技術を絵で解説するノウハウを紹介して、自分もITでマンガをやってみようとか、普段の仕事に取り入れてみようとかの気持ちを持ち帰ってもらおう」という方向のパネルトークセッションになりました。各人がそれぞれの「マンガの描き方」「技術の話をマンガに持って行くまでの流れ」を語っているので、まだ誰もマンガで描いていない分野に皆さんが切り込んでいく上での参考になるのではないかと思います。なるといいなあ。

僕以外の登壇者お三方は皆アバター登壇で、僕だけ顔出しだったのですが、これは僕がLive2Dとかの技術についてけてないロートルおじさんだからです。白壁の前に移動して3000円くらいのLEDリングライトで顔を照らすという、アナログ極まりない方法で登壇しています。美容院の予約が間に合わず、半年くらい伸ばしっぱなしの髪のまま出ましたが、その2日後にバッサリ切ったので、今はだいぶ短くなっています。

タイムテーブルに「懇親会」とあったのですが、オンラインでどうやるんだ?と思っていたら、Zoomのビデオチャットに全員一斉参加した後、ランダムに複数人ずつブレイクアウトルームに割り振られて、ルーム間の移動は各自に任せる、という形になっていました。この形態は、同じルームの人と話す分にはいいのですが、

  • そのルームで話されている話題に飽きてきたときの去り際が難しい。
  • 他のルームで興味のある話題が展開されていることを認知できないので後から混ざれない。

という難があり、やはりオフラインで行われる懇親会とは質が異なっていて完全な代替にはならないな、と感じました。僕と同じルームになってしまわれた人は、僕のヨッパライ独演会に付き合わされた形になってしまったのではないかと思います。

オンラインでのイベント参加は、自分はこれの他にはOSS GateワークショップでDiscordのボイスチャット・ビデオチャットを使ったことがありますが、上記の問題は共通しているように思いました。オンラインイベントには「廊下」が無いという声を何度か観測していますが、「廊下」の方で話されている話題に混ざりたくても(共通の「廊下」が無いためにその存在を把握できず)混ざれない、というのも似た問題のように感じています。「他のルーム」や「廊下」で話されている内容がリアルタイムに文字起こしされて流れるテキストチャンネルでもあれば少しはマシになるのではないか、という気がするのですが、誰かやってくれませんかね……

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