Mar 24, 2006

のっかり

目立ちたがりの出しゃばりと言うよりは、「乗っかりたがり」なのではないかという気がする。

目立つ・出しゃばるためには、矢面に立つ必要があり、それなりのリスクが伴うと思うけれども、僕という人間は、そのリスクを避けて尻馬に乗って、自分自身もあたかも最前線の人であるかのように振る舞い、そういう気分を味わう事だけが、目的であるように思える。「集団のトップを走ること」ではなく「トップ集団という場に入ること」が目的であるように思える。

だから、同調できる意見を見かけると、「そうだよなーウンウン」とすり寄って身内面しようとする。向こうにしてみれば「なんだこいつ勝手にすり寄ってきてキモイ」ってなもんだろうけども。

それでいて、自分が本物の最前線ではないことに不満を感じていたりもするんだな。「なんで俺を褒めないんだ! なんで俺を愛してくれないんだ!」と、分不相応な苛立ちを感じているんだな。

つまり内面的には、目立ちたがりで出しゃばりたがりなんだ。でも目立ったり出しゃばったりする勇気がないんだ。それで疎まれることを強く恐れて、動けずにいるんだ。だから、本当に目立って出しゃばっている人の功績に乗っかることでそれを代償行為とし、自分をごまかして生きているんだ。

ああなんて矮小な人なんでしょう僕という人は。

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